コバルトにより美しいピンクカラーに発色したスミソナイトです。

スミソナイトは通常ブドウ状や被膜状に結晶することが多く、

結晶の形が見られるものは珍しいと言えます。

下の画像は後ろからのもので、

どの角度から見ても綺麗な整った形の標本です。

 

和名は菱亜鉛鉱で、炭酸塩鉱物の1種になります。

微量成分により多彩な色を持つカラフルな鉱物です。

スミソナイト(Smithsonite)の名は、

英国の鉱物学者ジェームズ・スミソンに由来しています。

スミソニアン博物館も彼の名に因んだものです。

 

Tsumeb Mine, Tsumeb, Otjikoto Region, Namibia