マダガスカルで2002年に発見された宝石です。
最初はベリルの変種と思われていた為、
色合いからラズベリル、または、
成分からセシウムベリルの名でも呼ばれていました。
後に、独立した新鉱物<ペツォッタイト>として認められました。
非常にインクルージョンが多い鉱物で、
透明な結晶は初期に採掘された極僅かなものしか無いそうです。
現在は産出していない極めてレアな宝石。
画像は、宝石ペツォッタイトの中の上澄みの1石。
0.5ctを超える大きさと、発色・照りの良さ、
インクルージョンがとても少ないトップグレードのルースです。
硬度7.5~8と硬く、ジュエリーに加工しても良し。
希少なルースとして、コレクションにしても良いと思います。
もう一点は、プラチナルチルクォーツです。
ブラジル産の綺麗なルース(10ct)で、
ブラックプラチナルチルと呼ばれる濃くギッシリと入ったタイプ。
鉱物としては、板状のブルッカイト(板チタン石)の表面に、
プラチナカラーのルチルが成長したものと言われています。
コメントは受け付けていません。