タンザニア産ガーネットのルースです。

高透明で照りも良く、キラキラと良く光るペアシェイプカット。

綺麗なサンセットカラーをしています。

マンダリンガーネットと言うには濃すぎるかな?と言った感じです。

 

マンダリンガーネットの説明をしておくと・・・

1990年代にナミビアで鮮やかなオレンジ色のガーネットが見つかり

マンダリンガーネットと呼ばれるようになりました。

ナミビア産は希少で、高品質なものは高価で入手がとても困難です。

以前、ナミビア産マンダリンガーネットは

オーダーメイドリングとしてご紹介しています。

 

オレンジに発色する要因はマンガンで、

鉄の含有率によって赤みを帯びたり濃くなったりします。

(スペサルティンにアルマンディンがどれだけ混ざるかと言う

固溶体の話です。)

 

下の画像はタンザニア産スペサルティンガーネットの原石(販売済み)。

雲母の上に12面体の明るい結晶が載っている高品質な標本です。

明るいオレンジ色をしていますので、

純粋に近いスペサルティンガーネットと言う事になります。